2010年06月25日
持続可能な未来の為に 「プラン」
持続可能な未来の為に 「プラン」
最後はプランについて。
■建物の豊かさをつくるグレーゾーン(庇部分)
大きな庇は、道行く人にも、やさしく一体化した心地よさを感じさせます。また日差しの強い日にたっぷりとした陰をつくることは、日射による熱を侵入させないこと、また雨の日に窓を開けることもでき、自然と一体化したオフィスをつくります。
こういう面積に入らない場所が、建築の豊かさを決定しているとも言えます。

■外観デザインとしての自然素材
近年、スウェーデンやオーストリアなど省エネ建築のほとんどは、素材そのものを生かす為のディテールに工夫がなされています。それを見習って、雨風の多く当たる部分はきわめて劣化の少ないシンプルな白いタイル素材とし、比較的雨の当たりずらい入り口部分はお客様をやさしく迎える為にサーモウッドパインパネル(熱処理された木材)を使用しました。サーモウッドに限らず木材は紫外線に当たると激しく変色し、白っぽくなっていくのですが、そのエイジングな変化を楽しむ為にあえて塗装しませんでした。


■上下の通風排熱経路
無風の場合、暖かい空気は軽く、冷たい空気より上へ行くので、上部の窓から熱を逃がすことができ、日中の採光にもなります。

■ドレーキップ通風
一部の大型窓以外は、内倒しと内開きを採用しています。一般的な開き方だと少しの風で書類や新聞がめくれて不快に感じます。窓から間接的に風を入れることができるドレーキップは、設計計画通りの通風で、自然の風を心地良く入れることが出来ます。
さて、新ショールームが7月3日、いよいよオープンします。
開業以来福島支店は展示場の一部で代用している状態が続いておりました。また、現在は戸建住宅以外に、診療所などの受注を頂いております。
それらの事から、これまで以上に質の高いご提案をしてくため、大型木造の事務所兼ショールームをオープンする運びとなりました。
今後は、新築はもちろんのこと、リフォームに関してもお客様のご要望に応じたきめ細やかな対応をして参りたいと考えております。
ブログは今回で終了ですが、福島新事務所・ショールームをよろしくお願い致します。
■建物の豊かさをつくるグレーゾーン(庇部分)
大きな庇は、道行く人にも、やさしく一体化した心地よさを感じさせます。また日差しの強い日にたっぷりとした陰をつくることは、日射による熱を侵入させないこと、また雨の日に窓を開けることもでき、自然と一体化したオフィスをつくります。
こういう面積に入らない場所が、建築の豊かさを決定しているとも言えます。

■外観デザインとしての自然素材
近年、スウェーデンやオーストリアなど省エネ建築のほとんどは、素材そのものを生かす為のディテールに工夫がなされています。それを見習って、雨風の多く当たる部分はきわめて劣化の少ないシンプルな白いタイル素材とし、比較的雨の当たりずらい入り口部分はお客様をやさしく迎える為にサーモウッドパインパネル(熱処理された木材)を使用しました。サーモウッドに限らず木材は紫外線に当たると激しく変色し、白っぽくなっていくのですが、そのエイジングな変化を楽しむ為にあえて塗装しませんでした。


■上下の通風排熱経路
無風の場合、暖かい空気は軽く、冷たい空気より上へ行くので、上部の窓から熱を逃がすことができ、日中の採光にもなります。

■ドレーキップ通風
一部の大型窓以外は、内倒しと内開きを採用しています。一般的な開き方だと少しの風で書類や新聞がめくれて不快に感じます。窓から間接的に風を入れることができるドレーキップは、設計計画通りの通風で、自然の風を心地良く入れることが出来ます。
さて、新ショールームが7月3日、いよいよオープンします。
開業以来福島支店は展示場の一部で代用している状態が続いておりました。また、現在は戸建住宅以外に、診療所などの受注を頂いております。
それらの事から、これまで以上に質の高いご提案をしてくため、大型木造の事務所兼ショールームをオープンする運びとなりました。
今後は、新築はもちろんのこと、リフォームに関してもお客様のご要望に応じたきめ細やかな対応をして参りたいと考えております。
ブログは今回で終了ですが、福島新事務所・ショールームをよろしくお願い致します。
2010年06月14日
持続可能な未来の為に 「設備・仕様」
持続可能な未来の為に 「設備・仕様」
今回は設備・仕様についてお話します。
■太陽光発電パネル5.0Kw
太陽光発電パネル自体が目立たず、瓦のデザインに一体化したものを採用。また有効面積が広いのでシリコンをあまり使わない薄膜多結晶タイプでも充分です。
オフィスの太陽光発電は、売電で収益を、と言うよりも、日中でも照明その他の電気を多く使う場合にCO2排出量を大きく削減でき、環境負荷の低減や普及啓発効果があります。
■冷暖房設備
意外かもしれませんが、エアコンによる冷暖房を採用しました。
圧倒的に安いことの他に、灯油暖房よりCO2排出量を減らせるとともに、近年の家庭用エアコンの省エネ性能は大きく向上しています。
ただし、断熱・気密性を高くすることは絶対条件です。したがって、断熱・気密性能は北洲ハウジング住宅の基準としました。
■照明と電気使用量
LED電球を一部(20%)使用し、その他は蛍光灯にして、白熱電球の使用をゼロにしました。これにより、10年前に比べて電気代・CO2排出量を半分以下に抑えることが出来ます。
オフィスや店舗の場合、この照明が全体のエネルギー使用量に対する割合は住宅よりも高いので、有効な手段です。
LED電球の価格も、このオフィスの計画段階と比べ、急激に下がってきました。
■木製サッシ
窓は最も熱を逃しやすい場所です。そこを断熱性の優れたLow-Eペアガラスとし、熱貫流率を1.3W/m2Kまで下げます。
一般的な省エネサッシと呼ばれているのは2.3W/m2K程度で、日本ではそれでも省エネ性で住宅エコポイントがついているのが現実です。北洲のサッシがいかにグローバルスタンダードな省エネ窓であるかがわかります。

■太陽光発電パネル5.0Kw
太陽光発電パネル自体が目立たず、瓦のデザインに一体化したものを採用。また有効面積が広いのでシリコンをあまり使わない薄膜多結晶タイプでも充分です。
オフィスの太陽光発電は、売電で収益を、と言うよりも、日中でも照明その他の電気を多く使う場合にCO2排出量を大きく削減でき、環境負荷の低減や普及啓発効果があります。
■冷暖房設備
意外かもしれませんが、エアコンによる冷暖房を採用しました。
圧倒的に安いことの他に、灯油暖房よりCO2排出量を減らせるとともに、近年の家庭用エアコンの省エネ性能は大きく向上しています。
ただし、断熱・気密性を高くすることは絶対条件です。したがって、断熱・気密性能は北洲ハウジング住宅の基準としました。
■照明と電気使用量
LED電球を一部(20%)使用し、その他は蛍光灯にして、白熱電球の使用をゼロにしました。これにより、10年前に比べて電気代・CO2排出量を半分以下に抑えることが出来ます。
オフィスや店舗の場合、この照明が全体のエネルギー使用量に対する割合は住宅よりも高いので、有効な手段です。
LED電球の価格も、このオフィスの計画段階と比べ、急激に下がってきました。
■木製サッシ
窓は最も熱を逃しやすい場所です。そこを断熱性の優れたLow-Eペアガラスとし、熱貫流率を1.3W/m2Kまで下げます。
一般的な省エネサッシと呼ばれているのは2.3W/m2K程度で、日本ではそれでも省エネ性で住宅エコポイントがついているのが現実です。北洲のサッシがいかにグローバルスタンダードな省エネ窓であるかがわかります。

2010年06月10日
持続可能な未来の為に 「構造」
持続可能な未来の為に 「構造」
福島新支店・ショールームも完成間近です。
最後に数回にわたり、コンセプトをまとめてみたいと思います。
今回は構造についてです。
■大断面木造ラーメン工法
ツーバイフォーは地震に強い硬い建物ですが、大規模な建築物を設計しようとすると地震応力が大きくなり。壁だらけになるのも事実です。この不利な点を大断面集成梁ラーメン構造で補い、大きな空間を実現しました。地震力に抵抗する為の壁を外側(ツーバイフォーの耐力壁)にレイアウトできるので、内部空間は可変できる間仕切りを可能にします。
さらにこのことは、1つの建築のライフサイクルを永く出来ます。
■国産材・カラマツ集成材
木は大気のCO2を吸収し、光合成によって自らの体へと固定します。いわば、太陽エネルギーが生み出した材料なので、製造過程でのCO2をあまり出しません。
主たる梁・柱材には、東北地方を代表するカラマツ材を利用しました。日本、特に東北・北海道地方は、豊かな森があります
これらを流通できる安定した産業にするには、住宅だけでなくオフィスや店舗に積極的に採用することが持続可能な未来をつくります。


最後に数回にわたり、コンセプトをまとめてみたいと思います。
今回は構造についてです。
■大断面木造ラーメン工法
ツーバイフォーは地震に強い硬い建物ですが、大規模な建築物を設計しようとすると地震応力が大きくなり。壁だらけになるのも事実です。この不利な点を大断面集成梁ラーメン構造で補い、大きな空間を実現しました。地震力に抵抗する為の壁を外側(ツーバイフォーの耐力壁)にレイアウトできるので、内部空間は可変できる間仕切りを可能にします。
さらにこのことは、1つの建築のライフサイクルを永く出来ます。
■国産材・カラマツ集成材
木は大気のCO2を吸収し、光合成によって自らの体へと固定します。いわば、太陽エネルギーが生み出した材料なので、製造過程でのCO2をあまり出しません。
主たる梁・柱材には、東北地方を代表するカラマツ材を利用しました。日本、特に東北・北海道地方は、豊かな森があります
これらを流通できる安定した産業にするには、住宅だけでなくオフィスや店舗に積極的に採用することが持続可能な未来をつくります。


2010年03月12日
福島支店ショールーム建築ブログ始まります
福島支店ショールーム建築ブログ始まります
こんにちは、北洲総合研究所の菅です。
この度福島支店事務所兼ショールームの建築に携わることになりました。

模型
福島の多くのお客様、オーナー様、そして地域の人たちにも愛されるショールーム&サロンのある事務所を目指し、設計施工をスタートしました。

2階ショールームプラン
規模は、木造2階建て、延べ床面積498m2(150坪)です。
外観は切り妻屋根と白い外壁。一見シンプルに聞こえますが、木製窓のリズムとバランスが、建物に深みを与えるデザインです。

模型
また、木造大断面の集成梁や、太陽光パネルなどの事務所建築としては、新しい提案もあります。
どうぞご期待ください。
この度福島支店事務所兼ショールームの建築に携わることになりました。

模型
福島の多くのお客様、オーナー様、そして地域の人たちにも愛されるショールーム&サロンのある事務所を目指し、設計施工をスタートしました。

2階ショールームプラン
規模は、木造2階建て、延べ床面積498m2(150坪)です。
外観は切り妻屋根と白い外壁。一見シンプルに聞こえますが、木製窓のリズムとバランスが、建物に深みを与えるデザインです。

模型
また、木造大断面の集成梁や、太陽光パネルなどの事務所建築としては、新しい提案もあります。
どうぞご期待ください。

北洲総合研究所研究員
菅





