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2010年03月30日
躯体構造計画
(株)北洲は、大型木造建築として福島支店事務所の建設を2010年3月18日に着手しました。

目的:木造建築の可能性を広げる。開放性・可変性を実現する為に木質ラーメンを利用し大空間を構成する。CO2削減にも考慮し、木材を多量に使用する。主な構造体のほかに地盤改良にも木杭(エコ杭)を利用する。
内容:
  1. 外周は軸組構造、内部の短辺方向(南北方向)はラーメン構造とする。
    通常、内部は軸組構造であり耐力壁が存在する。この内部の耐力壁をなくすため大断面集材材を用いた木質ラーメンを配置する。
    この計画により、スケルトン・インフィル工法が実現できる。
    1、2階とも間仕切りの変更が容易で内部計画の自由度が高まるだけでなく、後々の用途変更にも対応したフレキシビリティが高い建築物とすることができる。

  2. 地盤改良には木杭を利用する。
    天然材料の木材を使用し、従来の地盤改良工法に比べCO2排出量を大幅に削減。
    約10t以上のCO2排出量を削減する。
    その他の特徴として、

    • 木材保存処理剤を加圧注入し、耐久性を著しく向上させている。
    • 天然木のみを圧入力していくため、従来のコンクリート杭などに比べて土壌汚染問題がない。
    • 既成杭であるため施工ムラが生じない。
    • 撹拌不良や固化不良の心配が一切ない。
    • 施工時に水を必要としないため、現場がキレイ。
    などがあげられる。

  3. 用途が事務所であり、多くのお客様の来場を想定した構造計画とした。2階の床を支える床根太を細かく均等に配置、さらに床を厚くし音の伝播が小さくなるよう配慮している。

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木質ラーメンの地組が完了したところです。

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いよいよ組み立て開始です。

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集成材にはカラマツを使用しています。

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4本全てが立ち上がりました。

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この木質ラーメンにより大空間が可能となります。

設計開発者

北洲総合研究所研究員
柵山