北洲けんちく日記

赤い屋根が映える大屋根の家

  • 営業担当:瀬川

    お客様の夢を、実現できるよう精一杯お手伝いさせていただきます。

  • 設計担当:太田

    赤い屋根が似合う、明るく温かいご夫婦と打ち合わせさせていただきました。大きな大屋根の外観と、広々としたリビング・ウッドデッキが見所です。

  • 建築担当:三上

    いよいよ工事がスタートしました。完成に向け、チーム一丸での施工をして参ります。

  • 日記担当:安住

    今年入社し、初の建築日記を担当することになりました。現場の進行を逐一お伝えできるよう頑張ります!

2017年05月19日

みなさんこんにちは。今回けんちく日記を担当させていただく安住と申します。
左の画像は、完成予想のパースです。赤い大屋根が素敵な外観です!

地鎮祭を無事に執り行いました。ついに工事スタートです!

写真は基礎の中の鉄筋を組んでいる状態です。
ここに、コンクリートを流して固めることで、建物の基礎部分が完成致します。
こんなに鉄筋が組まれていれば安心できますね。

先行して打ったベースコンクリートの上に型枠を組み、ここにコンクリートを流し込んでいきます。固まると基礎の完成です!

2017年05月31日

今回は、フレーミングついてご紹介いたします。
フレーミングでは工場で作った壁パネルをクレーンで吊り上げ、職人さんたちが一つひとつ組み立てます。
地震の際には、このパネル全体で衝撃を分散するので安心です!

2階の床には、TJIという製品を使います。

こちらの画像は、上で紹介したTJIをカットしたものです。この断面を見ると、鉄骨造で見られるH型の鋼材とよく似た形をしていますね。この形は、建物を支えるのに合理的な形をしています。反るなどの狂いが少ないことも特徴です。

これは、MIRAIE(ミライエ)という制振装置を壁内部に設置しているところです。このMIRAIEは、地震の揺れを最大70%吸収し、建物の損傷リスクを軽減します。

さて、屋根には赤い瓦が載せられました。
完成が待ちきれません!

次回は断熱工事についてお伝えします。

2017年06月23日

今回は、断熱工事についてお伝えします!

こちらは断熱材を壁に敷き込んでいる写真です。
当社では高性能グラスウールという断熱材を使用しています。ガラス繊維でできているため燃えず、発煙性も無いので火災時の安全を確保できるようになっています。
高性能グラスウールは通常のグラスウールに比べ、繊維が細く、熱を伝えづらいので断熱性能が高いです。

このシートは「防湿気密シート」と言います。
壁内部への湿気の侵入を防ぎ、断熱材の性能の劣化を抑えます。
また気密性を高めることは計画的な換気につながり、室内を新鮮な空気で満たし、カビや結露を防止する効果もあります。

この写真は2階床の外周部です。
この外周部も外気の影響を受ける部分ですので断熱は必要です。
そのため外壁に沿って2.5cmの厚さで断熱材を吹き付け、断熱性能を確保しています。

サッシの枠にも断熱材を吹き付けます。わずかな隙間ですが、気密性を高めるためにこういった対策をしています。

室外側にもサッシの枠に沿って防水テープを貼っていきます。
建物の防水性能を確保するとともに、気密性を高めています。

外壁材と断熱層の間に胴縁という木材を施工することで通気層を確保し、壁の中の湿気を取り除きます。
木材は乾燥するほど強度が増し、腐ることなく長持ちするので通気層をつくることで耐久性が向上します。

2017年07月22日

皆さんこんにちは!工事が着々と進み完成に近づいてきました。
今回は、造作工事から内装工事にかけてお伝えします!

室内では、断熱材を敷き込んだ上から厚さ12.5mmの石膏ボードを貼っていきます。
石膏ボードは遮音性や断熱性だけでなく、防火性能にも優れています。

石膏ボードを貼った後に、そのつなぎ目等で凹凸が生じます。
内装工事の段階でその部分にパテを塗り、削りながら壁の表面が平らになるよう仕上げます。

天井にはスプルースという北米から輸入したマツ科の木材を使用しています。
ヨーロッパでは「ホワイトウッド」の名で親しまれています。
スプルースは節が小さくて目立たない点と、全体的に色が白いのが特長で、空間に明るさと清潔感を醸し出します。

これは、仕上げ中の床を撮影したものです。
左側に白く見えるものが構造用合板という板です。その上から、右側に見える床の仕上材を施工します。
ノリ・釘を使わず、溝ができないため、ほこりやゴミがたまりにくく、お掃除がとっても楽になります。

これは、熱交換換気システムです。
熱交換気では、排気の際に汚れた空気と一緒に捨てていた熱を吸気時に回収して室内へと戻します。
こうすることで熱のロスを軽減します。

二階の床下には、遮音材を厚さ10cmで入れています。
また二階の床には遮音シートという防音用のシートを施工の際に敷きます。こうすることで二階で発生する音を、一階に伝えにくくしています。

工事の足場が撤去されて、素敵な外観が顔を出しました!
一階部分はタイル、二階部分は黒色の木をあしらったデザイン性のある外観ですね!

2017年09月04日

みなさんこんにちは!
本日は完成後の内観をご紹介します!
まず、こちらがリビングです。大きな窓がつけられ、日当たりもよさそうです。

リビングの一角にはタタミコーナーを設けました!
洗濯物を畳んだり、お子さんと遊ぶには最適ですね!

タカラスタンダードさんのキッチンを採用されました。
キッチンパネルは耐久性に優れ、汚れの落ちやすいホーローで仕上げてありますのでお掃除もしやすくなっています。
キッチン収納の扉から床にかけて、木目で統一され、調和のとれた素敵なデザインとなっています!

二階のホールは洗濯物干し&お子様の遊びスペースになっています!
壁には奥様が選ばれたかわいいクロスが使われ、雰囲気作りに一役買っています。

こちらが完成後の外観です!
赤い三角屋根がとてもかわいいお住まいに仕上がりました。

このお住まいで、ご家族の素敵な思い出をたくさん作っていっていただきたいと思います。
掲載にご協力いただいたお施主様、誠にありがとうございました!

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