実例集

Case

K様は、農業のお仕事を引退されたお父様お母様と、娘様の3人家族。代々住まわれてきた築40年のお家を北洲で建て替えられました。家づくりを主導されたのは、お母様。展示場で出会い丁寧に説明してくれる北洲の営業マンに、自分の強いこだわりを叶えてくれるに違いないと確信したと言います。どの様なこだわりを持って家づくりを進められたのでしょうか?

物件データ
床面積 145.67㎡
土地面積 274.74㎡
工法 2×6(ツーバイシックス、ツーバイフォー工法)
所在地 福島県
竣工年 2018年

玄関を入ると、アンティークの家具やランプ、ドライフラワーが迎えてくれます。玄関を広めに取ったのは、冬場に鉢植えの草花を室内に入れてやるためだそう。いずれもお母様のご趣味です。
白い壁は、調湿機能もある蓄熱塗り壁「エコナウォール」。職人の手塗りの表情が、家具や照明とマッチしています。

玄関を入って左の扉を開けるとそこは、農器具なども収まるシューズクローク。そして家に上がるとすぐ、洗面所とトイレが。土をいじって帰ってきてもすぐ洗えるよう、この間取りにこだわられたとか。

アーチをくぐると、吹き抜け階段のあるリビングへ。板張り天井とシーリングファンが大空間に落ち着きを与えます。
先祖代々の仏壇と神棚をリビングに収めることを大事にされたのは、お父様。両方とも見事に収まりました。これも注文住宅ならではですね。

古い掛け時計、アップライトピアノ、アンティーク調の家具やステンドグラス、草花や小物類が、新築から間もないにも関わらず、既に”グッド・エイジング”な雰囲気を作っています。

K様ご家族。住んでみて驚いたのは、まず、家中が暖かいこと。2階の暖房を切って外出しても、2階に帰ってくるとまだ暖かい。高気密・高断熱の効果を実感すると言います。
もう一つは、日々の生活導線が使いやすいこと。調理、洗濯、物干し、畳んで収納と、作業場所がつながっていて、何をするのも楽、だそうです。

お母様が家を建てながら手を入れていったアンティーク調の家具と生命を感じさせる草花が、調和しています。

1階の床は無垢材。素足で歩いた時の感触が柔らかく、素晴らしいとおっしゃいます。

キッチン、ダイニング、そしてウッドデッキ。ウッドデッキは床のレベルが室内とつながっているので、「アウターリビング」として使えるのが楽しい、庭を眺める癒しの空間になったとお母様は言います。

お母様の趣味の部屋。パッチワークや和紙の小物づくりに没頭できる「非日常空間」にしたいというご希望でした。板張りの折り返し天井にトップライト、鮮やかな黄色のクロスによって、おとぎ話の中の山小屋の様な可愛らしい部屋が生まれました。

和室は、お母様が北洲の長町展示場で出会った部屋をお手本にして作ってもらったとのこと。床の間の深い藍の壁、自然素材の天張り、和テイストのプリーツスクリーンが、モダンで洗練された和の雰囲気を生んでいます。

2階のホールは、板張り天井が回り込み、トップライトと合いまって、北欧のホテルの様な雰囲気です。
家全体の気密性・断熱性が高いので、この吹き抜け2階にある空間も心地よい温度で保たれているとか。ここにシーツを干すこともあるそうです。

ご夫婦の寝室。お母様の趣味のパッチワークが壁にもベッドカバーにもあり、板張り天井と調和しています。朝、日の出を眺めるのがお母様の楽しみだそう。

外壁タイル、2階の壁の切り返し、そして瓦屋根の色と素材の組み合わせは、北洲担当者も交え相当悩まれたとか。結果、渋くてイメージを超える外観になってとても満足、とおっしゃるK様ご家族。やってくるお友達も「素敵ね」と言ってくださって嬉しいとおっしゃいます。

K様、これからもこの家に似合う草木やインテリアを飾りながら、”グッド・エイジング”な暮らしをお続けください。