メンテナンス情報

木製ウッドデッキのメンテナンス方法

アクティブに庭を活用できるウッドデッキは、北洲の家の外観デザインにもマッチします。

本物の木ならではの味わいや温もりが感じられるのが最大の利点ですが、自然素材だけに、永く味わいを保つためには木材保護塗料を塗る定期的なメンテナンスが必要です。

こちらでは、ウッドデッキのメンテナンス方法をご紹介します。

 

用意するもの

  • 木材保護塗料 
  • 養生用シート・ビニール
  • マスキングテープ
  • ゴム手袋または軍手
  • 刷毛
  • ウエス(雑巾)
  • 刷毛用の受け皿(汚れていいもの)

 

メンテナンス用品

木材保護塗料 シッケンズ

セトールHLSe (4ℓ)

木製保護塗料は撥水性を発揮しな

がらも、調湿性があるため、

木の呼吸を妨げません。

美しい木目を鮮明に見せ、

木材の質感を生かす塗料です。

木材保護塗料 サドリン クラシック (4ℓ)

 

お手入れワンポイントアドバイス

  • 刷毛などで、木材保護塗料を塗布します。【2~3年に一度】

  ※設置状況等によって、必要なメンテナンス頻度には差があります。

 

STEP1 天気の良い日を選ぶ

お掃除⇒乾燥⇒塗布⇒乾燥⇒二度塗り⇒乾燥の工程を踏みます。しっかりと時間がとれる晴れの休日を選びましょう。また、濡れた状態での作業はNGです。

STEP2 汚れを取り除き、表面をキレイにする

落ち葉、泥、苔などを洗って落とします。こびりついている汚れの場合は高圧洗浄機が効率的です。ただし、圧力を強めすぎると跡が残ってしまうので注意してください。
デッキブラシでこする場合は、木目に沿って。こすりすぎに注意しましょう。

 

STEP3 完全に乾燥させる

水洗いしたら完全に乾かします。

STEP4 塗料をよく混ぜて、木目に沿って塗る(下塗り)

乾いたらいよいよ塗布作業です。
塗料が内部で分離している場合もあるので良く混ぜましょう。
外壁との境目や塗りたくない場所をビニールとマスキングテープで養生します。
刷毛を使って、木目に沿って塗っていきます。
刷毛で塗ったあとに布で余分な塗料を拭き取るとムラを防げます。

STEP5 よく乾燥させたあと、二度目の塗布を(上塗り)

しっかりと完全に自然乾燥させます。
4の工程を繰り返し二度塗りします。

※色をよりしっかり付けたい場合は、三度塗りをします。ただし、三度塗りを限度としてください(それ以上は塗料がうまくのりません)。

※安全のため必ず缶記載の使用方法、使用上の注意事項をお読み下さい。

 

Q&A

Q1 塗料は何を使えばいいの?

現在は「シッケンズ セトールHLSe」または「サドリン クラシック」をお薦めしています。
目安として、2008年ごろまでの新築物件には「シッケンズ セトールHLSe」を、それ以降の物件には「サドリン クラシック」を用いていますので、同じものをご使用になることをお薦めします。

Q2 前回の塗料が分からない場合など、別の塗料を使ってもOK?

OKです。ただしこの場合は、前回の塗料をきちんと落としてからの塗りなおしが必要ですので、STEP2の作業を念入りに行ってください。また、目立たない所での試し塗りを行った後に塗装してください。

Q3 塗装メンテナンスの頻度は?

2~3年に一度が目安です。ただし、日当たりなど場所によって劣化の差が激しいため、色あせが目立つ場合は早めにメンテナンスが必要。また、床面は雨雪がたまり、靴で歩くため塗装がはがれやすいです。はがれた場合はこまめに塗装しましょう。

Q4 カラーを変えたいんだけど・・・

より濃い色への塗り替えは可能です。Q2同様、下処理をしっかり行って前回の塗料をきちんと落としてから塗るようにしてください。

Q5 腐ってきてしまった・・・

交換も含めた処置の検討が必要です。サポートセンターまでご連絡ください。

 

コラム

今回ご紹介したメンテナンスは、ウッドデッキ以外にも木柵やポーチ柱など、屋外木部全般に適用できます。
ちなみに、まれに玄関のポーチ柱などに生じる「割れ」についてお問い合わせをいただくことがありますが、自然素材を用いている証拠であり、問題はありません。それもまた一つの味わいとして、木の質感を楽しんでいただければ幸いです。

 

 

詳しいお手入れの方法は、動画でもご案内しております。ご覧ください。

 

 

ご紹介した商品は、北洲オーナーズショップでご購入いただくことができます。

 

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