実例集

Case

全館空調システム「エアロテック」を搭載する北洲の住まいで暮らすTさまご家族。その出会いは2007年にさかのぼる。「展示場めぐりしてみる?」-、軽い気持ちで足を運んでみた利府展示場。北洲のモダンな外観に目を奪われた。大人テイストのオシャレな雰囲気はTさまの好みと合致した。

物件データ
床面積 137.92㎡
土地面積 223.39㎡
工法 2×6(ツーバイシックス、ツーバイフォー工法)
所在地 宮城県
竣工年 2007年

当時はまだお建て替えを視野に入れていたわけではなかったため、家のこと、資金のこと、その時のトレンドなど、それほど知識を持ち合わせていなかったというTさま。ただそれまでの暮らしでは、暖房は灯油を熱源としていたため、オール電化に興味を持ち、空調は気になるポイントのひとつであった。床暖房、蓄熱式暖房機、全館空調システム…。他で扱っているそれらには一長一短があった。 初めて耳にする「エアロテック」。このシステムひとつで、暖房も冷房も、換気も除湿までも行うことができ、さらに各部屋で温度設定ができるとは驚きだった。すぐにその魅力に引き込まれ、あれよあれよという間に新築計画がスタートしていた。

三連窓とタイル使い、奥行き感を演出するデザインが印象的なファサード。モダンな雰囲気をまとったお住まいは、瀟洒な住宅街にあってひときわ目を惹く。上部に吹抜けを取り入れたワイドに広がるリビング・ダイニング。対面式キッチンとつながり、玄関ホールからぐるりと回遊できるプランはTさまの希望だった。こうした開放的なプランでも家中、寒暖差が少なく快適に過ごせるのは、「北洲さんの断熱性能とエアロテックの相乗効果があればこそ」。シックなブリティッシュインテリアに彩られた室内には、心地よい風が循環する。

2匹のトイプードルは大切な家族の一員。愛犬を置いて長時間、外出することはなかなかできなかったが、エアロテックの家なら問題ない。この快適な環境なら、安心してお留守番をお願いできる。 冬の朝、ぬくぬくとした布団から出たくないといったことや、夏の寝苦しさとも無縁だ。適正な湿度が保たれるお陰か、パチパチっと静電気が起きることもないようにも思う。基本、洗濯物は2階のスペースで部屋干しをしているが、それで十分に乾く。家族皆、花粉症だったが、気づくとそれも軽減されている気がする。 「どこかに泊まりに出かけるより、家が一番!」、そう思える快適な住まい。北洲×エアロテックの副産物は実に大きいのだという。

気になるのは電気代。使っていない部屋をコントローラーで節電モードにできるのもエアロテックならではの技術力。直近1年で平均すると、夏で約1万弱/月、冬で約3万弱/月だという(2019年現在)。 ほこりも立ちにくいため、毎日の掃除が楽になることに加え、フィルターのお手入れも掃除機でササッとできるのも魅力的だ。 目に見える設備やインテリアは建てた後からでも取り替えることは可能だ。しかし、後からこのシステムを組み込むことは難しい。家族が長く、気持ちよく、そして家計にも優しく過ごすためには、何を選択するのがベストなのか、長い目で考えてみるのも悪くない。