実例集

Case

育児期間を終え、奥様が復職することを選ばれたC様ご夫妻。2人の子どもたちを入れる保育園が見つからず、奥様のご両親と同居できる2世帯住宅への建て替えを決意。住宅展示場に行き、北洲の家と出会われたそうです。それまで大手メーカーしか知らなかったというご夫婦が、北洲の注文住宅を選ばれた理由は、何だったのでしょうか?

物件データ
床面積 173.00m2
土地面積 372.83m2
工法 2×6(ツーバイシックス、ツーバイフォー工法)
所在地 埼玉県
竣工年 2021年

奥様が展示場で見て、採用にこだわられたシューズクローク。6人家族にも充分の容量ながら、スライドドアを閉めれば、玄関はスッキリした空間に。 肌寒い3月にこの家に入居してまず感じたのが、仕事から帰り玄関に入ると「ほわーん」と暖かいことだったと奥さまは言います。暖かいのは、家の断熱性能に加えて床・階段・天井の木の温かみと、スポットライトのあたった絵のせいもあるのかもしれません。

玄関からリビングに入る手前に、このダイニングをレイアウトしたのは、仕事で帰宅が遅くなった夫がリビングでくつろぐ両親の邪魔にならないように、というC様ご夫婦の配慮だそう。2世帯の暮らしを心地よくするための、重要な心配りですね。

ダイニングからアーチをくぐると大きく広がる、吹き抜けのリビング。見上げると板張り天井にシーリングファンが回っています。ご主人は、モデルハウスの様で満足、奥様は、見上げると気持ちが良いとおっしゃいます。 2階のセカンドリビングとの間に窓を設置。上下で、家族の息遣いを感じることのできます。音が上下に聴こえない様に、そして子どもたちの安全のために、ガラス窓にされています。

西面は、西日の暑さを心配しつつ解放感を優先し、大きな窓を設置。縦に長いカーテンと断 熱性能で、暑さの問題はなかった様です。 窓は、トリプルガラスのサッシを採用。断熱性はもちろん、静音性にも驚くとおっしゃいます。トリプルガラスは防犯性も高いので、シャッターをつける必要がないのも大きなメリット、とのこと。 畳スペースは、今は子供たちの遊び場。小上がりになっているので、大勢のお客様を招いた時には座れて便利だと、奥様。

陽の光が降り注ぐ、広々としたリビングは、子供たちには最高の遊びと学びの場です。 高気密・高断熱により、年中、室温が変わらないのがこれほど心地よいものだとは思わなかった、数字では知っていたが実際に住んでみてその快適さに驚いた、とC様ご夫婦はおっしゃいます。

同居している奥様のご両親は、孫たちの面倒も見ながら、快適な暮らしを送られ、この家に非常に満足されているそうです。

お父様のオーディオルームは寝室とひとつに。当初は間にクローゼットを入れ、それぞれを独立した部屋にしたプランでしたが、お父様から「狭いオーディオルームだと音が反響してしまうので広い部屋が良い」と要望があり、寝室と一体化されました。 このお部屋は、上に部屋がない場所にレイアウトされています。2階の子ども達の音が、ご両親の静かな暮らしに迷惑にならない様にという配慮です。

2世帯住宅といっても「完全分離型にする必要はない」とおっしゃったご主人の理解により、お風呂や洗面は共用になっています。とはいえ奥様の配慮で、脱衣室と洗面所は扉で分離。これも2世帯のプライバシーを尊重するポイントですね。

ご夫婦だけのくつろぎの場、2階のセカンドリビング。勾配のある板張り天井で、長時間、落ち着ける空間になりました。手前は、ご主人の新しい仕事様式を見越した在宅ワークスペース。個室にしなかったのは、子供の面倒を見ながら仕事ができるからだそうです。

2階にもトイレ、シャワー、そして洗面化粧台を設置。 壁は、ところどころに奥様こだわりの模様の壁紙が使われ、各部屋の雰囲気を演出しています。 一方で、多くの壁には、北洲オリジナルの湿度を調節する「エコナウォール」が塗られています。職人の「手塗り」が手作りの温かみを家にもたらすこの壁は、ご主人のこだわりでした。

外観は、「北洲が模型を作ってくれて『これだ!』と思った。庇が深く、日光をうまく取り入れ、快適性が高い。タイルの質感も色のメリハリも、素晴らしい。良い家が建った」と満足されているご主人。奥様も「このペーゼルドルフ・プレミアムの外観は見栄えがするので、出勤した日に帰宅するのが楽しみ」とおっしゃいます。 3世代で、この新しいお家と共にあたたかな暮らしをはじめられたC様ご家族。グッド・エイジングな時間を過ごされていくことを、お祈りしています。