家と暮らしのお役立ちコラム

都心と郊外、戸建ての家を買うならどっち?メリット・デメリットを比較【後悔しない家づくり】

戸建て住宅を建てたいけど、都心と郊外のどちらのエリアを選ぶべきか迷っている…。

この記事ではそのような悩みをお持ちの方に向けて、都心と郊外の家のメリット・デメリットについて、実際のユーザー様のコメントを紹介しつつ比較していきます。後悔のない理想の住まいを実現するために、しっかり理解していきましょう。

都心と郊外の違いって?

北洲ハウジングオーナー様がつくる街並み
北洲ハウジングオーナー様のお住まいがつくる街並み

実は都心と郊外に厳密な定義はありません。さまざまな企業のオフィスやホテル、デパートなどの施設が集まるのが都心で、その都心エリアに通勤できる範囲のエリアを郊外と呼ぶことが多いようです。都心には戸建て・マンションがそれぞれ見られますが、郊外は戸建てが多く見られます。

都心・郊外に住むメリット・デメリット

では都心と郊外に住むメリットとデメリットをそれぞれ比較していきましょう。なお、この章では2015年以降に一戸建て住宅を購入された方を対象に実施したアンケートをご紹介しています。本アンケートは北洲ハウジング以外のハウスメーカーで家を建てた方のコメントも含まれます。

  • 調査時期:2020年10月
  • 対象:2015年以降に注文住宅を購入された方
  • モニター:クラウドワークス登録ユーザー

都心に住むメリット

都心

まずは都心に住むメリット(逆の見方をすると郊外におけるデメリット)から見てみましょう。

通勤時間が短い

郊外にある住宅の場合、最寄り駅から勤務先がある駅まで時間を要することも多いですが、都心の住宅であれば通勤時間を短く抑えることができます。

わが家は共働きなので、交通の便が良い都心エリアを中心に探していました。予算は当初の予定と比べて少しオーバーしてしまいましたが、便利な立地なので気に入っています。

千葉県/30代女性(2018年に新築一戸建て住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

一方で、コロナ禍によってリモートワークが導入され、通勤の必要がなくなったという方もいらっしゃいました。今後の各企業の働き方の動向によっては、郊外派の割合が増えていくのかもしれません。

定年までの毎日の通勤、通学を考えて、駅まで近いことを前提に都心で家を探して購入しましたが、コロナウイルスの影響でほぼ在宅ワーク、オンライン授業になりました。これからどうなるかわかりませんが、ずっとこの状態が続くなら、郊外に広々した家を建てればよかったです。

千葉県/30代女性(2018年に新築一戸建て住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

駅まで比較的近い

郊外の住宅の場合、最寄り駅まで距離があり、車やバスを使わないと時間がかかってしまうこともありますが、都心部は比較的どのエリアでも最寄り駅まで徒歩圏内であることが多いもの。また駅だけでなくコンビニやスーパーなど商業施設までのアクセスも良く、車なしでも十分生活ができる点もメリットと言えるでしょう。

わが家は車を持っていないため、車なしでも不自由なく生活ができる都心エリアの住宅を購入しました。

埼玉県/30代女性(2019年に新築一戸建て住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

資産価値が維持されやすい

都心は人口が多いため、郊外に比べると不動産売却時に買い手が見つかりやすく、不動産の価値が維持されやすいという点もメリットとして挙げられます。

都心の方が不動産売却時に高く売れやすいと考え、都心を選びました。

東京都/20代女性(2019年に新築一戸建て住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

近所づきあいがそこまで必要でない

郊外と比べると都心は近所付き合いがあっさりしている傾向にあるようですが、この点が人によってはメリットに感じられるかもしれません。

もともと郊外に住んでいたのですが、近所付き合いが少し面倒に感じていました。その点、都心はそこまで深い付き合いを必要としないので、気軽に過ごせていいです。

東京都/20代女性(2019年に新築一戸建て住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

郊外に住むメリット

郊外

続いて郊外に住むメリットを見てみましょう。

同じ予算なら、より広い家に住める

一般的に都心部に近づくほど土地相場は高くなるため、同じ予算であれば郊外の方がより広い家を建てることができます。

▼参考
» 注文住宅の価格相場はいくら?家づくりで知っておきたいお金・費用の話

最初は交通の便が良い都心の家を検討していました。しかし実際に見積もりを取ってみたところ値段がかなり高くなってしまい、理想の家を実現するのが難しいことに気づいたので、郊外に位置する家を選びました。

愛知県/40代女性(2017年に新築一戸建て住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

広い家ならではの、「庭を楽しみたい」「駐車スペースを多く確保したい」といったご希望をお持ちの場合は、郊外の家の方が叶えられやすいと言えるでしょう。

都心の家は歩く範囲内に何でもあるので便利ですが、どの家も狭くて家と周囲の家が近い感じが嫌でした。郊外の家は土地が広い上に、十分な広さの庭や駐車場もあります。車を運転すれば買い物や病院もありますし、そこまで不便さを感じなかったので郊外を選びました。

千葉県/20代女性(2019年に新築一戸建て住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

のびのびと生活・子育てができる

都心部は商業施設やオフィス、マンションなどがところ狭しと並び、大きな公園が近くにないことも多いもの。その点、郊外なら都心部と比べると公園や緑に接する機会が多いと言えます。

私が住んでいる地域は郊外にあたりますが、自然も豊かで空気も綺麗です。子供と遊びに行くときもすぐ近くに大きな公園がいくつもあって便利です。

神奈川県/20代女性(2020年に新築一戸建て住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

実際に、全国平均と政令指定都市平均とで一人あたり公園面積(㎡/人)を比較してみましょう(参考:平成30年度末 国土交通省 都市公園データベース)。

  • 全国平均:10.6(㎡/人)
  • 政令指定都市平均:6.8(㎡/人)

このように実データから見ても、人が密集している都心エリアほど公園が少ないことがわかります。

余談ですが、公園面積がもっとも狭い政令指定都市は東京23区で3.0(㎡/人)、最も広い政令指定都市は神戸市で17.6(㎡/人)、都道府県ではもっとも狭いのが大阪府で5.9(㎡/人)、最も広いのは北海道で39.7(㎡/人)でした。

待機児童数は自治体によって異なる

児童

待機児童とは子育て中の保護者が保育施設に入りたくても入れずに待っている状態の児童のことを言いますが、共働きのご家庭にとってお子様が希望するタイミングでスムーズに保育施設に入れるかどうかはとても大切なことだと思います。

この待機児童については自治体によって状況が異なり、少し前までは待機児童が多かった自治体でも受け皿づくりが進んだことで待機児童数が大幅に減っているケースもあります。そのため、待機児童については都心と郊外で比較するのではなく、候補として考えている自治体ごとに比較する必要があります。

どのような暮らしがしたいのかを考えよう

暮らし

この記事を通じてご紹介したように、都心と郊外にはどちらにもメリット・デメリットがあり、正解はありません。

  • 公園や自然の多い環境で子供を育てたいから郊外に住みたい
  • 広々とした庭で趣味を楽しみたいから郊外に住みたい
  • 将来売却することを見据えているから、資産価値が保たれそうな都心に住みたい
  • 仕事をバリバリしたいから、通勤時間が短い都心に住みたい

など、何を大切にしたいのかを家族でしっかり話し合い、決めることが大切です。

北洲ハウジングでは、敷地や建物のご要望を整理したうえで、総予算(資⾦計画)やおすすめの⼟地エリアなどをご提案させていただきますので、もし悩んでいるという方はぜひご相談ください。理想の住まいを一緒に作っていきましょう。

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