北洲けんちく日記

重厚感漂う総タイル貼りの家

  • 営業担当:青木

    外壁は重厚感漂う総タイル貼り仕様。全館空調をご採用いただきました。 一年中快適な暮らしを一日でも早くお届けできるよう頑張って参ります。

  • 設計担当:菅谷

    完全な2世帯住宅ということで設計をまとめることが大変かと思いましたが、両世帯ともにご要望をまとめてくださっていたので、基本計画は意外にもスムーズにまとまりました。今から完成が楽しみです。

  • 建築担当:村上

    お客様のお住まいを職人共々、心をこめて建設いたします。

2018年04月02日

こんにちは。
この度、お施主様のご好意により、さいたま市浦和区より新たにけんちく日記を書かせていただけることとなりました。ご協力ありがとうございます。

さて、今回は2世帯、総タイル、全館空調を使用しているなど、見どころの多いお住まいとなっております。工事の進捗を分かりやすくお伝えしようと思いますので、どうぞお付き合いくださいませ。

さっそく外観の完成イメージです。

完全分離型2世帯ということで、玄関は2つあります。

1戸のお住まいですが、内部でのつながりは1箇所のみ。キッチン・お風呂などの住宅設備はそれぞれのご家庭に設置されています。

内観イメージはこのようになっております。

一部天井には木材を貼り、少し落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
他にも無垢の床材や室内ドアなど全体に木をあしらい、統一感を出しています。

随所に格子手摺をご採用いただき、開放感も抜群です。

奥に見えるスペースは仕事・ご趣味・パソコンなどに使用します。階段近くで各部屋へのアクセスもよい場所ですので使い勝手が良さそうです。

こうしたスペースは北洲ハウジングがプランご提案前に行う『暮らしインタビュー』にてお聞きしました内容をもとにご提案させていただいております。

さて、先日、現地のお写真を取らせていただきました。

白い縄が張られているのが分かりますか?

これは、地縄といってお施主様と弊社でお住まいの配置を共有するため、工事前にご確認頂いております。
この上に建物が建つことをイメージすると、わくわくしますね。完成が楽しみです。

次回は、いよいよ着工です。
まずは基礎工事から始まります。どうぞお楽しみに。

2019年05月06日

浦和よりお届けしておりますけんちく日記。第二回目。
今回は基礎工事の現場の様子をお届けします。

家が建つにあたって大変重要な工事です。いくら家を頑丈に建てても基礎がしっかりしていないと、元も子もなくなります。

工事はまず、捨てコンクリートに目印をつけ、配筋を組むところから始まります。
こちらのお写真は、配筋を組み終わった状態です。

二世帯住宅ということもあり、その大きさは圧巻です。

これらの配筋は事前に工場でカットされたものが現場に納入されます。現場での騒音を抑える工夫のひとつです。

配筋が組み終わると、検査をします。

プラン通りに設置できているのか、位置・形状はあっているのか、正しい間隔で組まれているのか。
この検査をクリアしないともちろん次のステップに進みません。

こちらをご覧ください。

配筋の間に基礎貫通スリーブと呼ばれるパイプが通っています。
給水管・排水管を通すためのスリーブで、維持管理を将来しやすいように設けられています。
このスリーブの中に管を通すことで、将来給排水管を交換するなど、メンテナンスするときに、基礎を壊す必要がなくなり維持管理が容易になります。

基礎工事では、二段階に分けて工事を進めます。

一段階目はベース(床)部分にコンクリートを打設する工程です。
先ほどの配筋そして型枠に生コンクリートを流し入れます。
既定の高さまで流し込み、表面を均したら一段階目の終了です。

先ほどの貫通スリーブも一部基礎に埋まり、一部は浮いた状態になっています。

これから第二段階立ち上がり基礎の工事に入りますが、その工事ですべての貫通スリーブが基礎の中を貫通します。

基礎工事も大詰め。

立ち上がり基礎の型枠がつけられ、その中にコンクリートを流しました。
型枠同士の間隔を一定にするため、橋のように金具を跨がせます。

いよいよ型枠がとられ、基礎が姿を現しました。
この基礎だけ見てもとてもきれいに、そしてしっかり仕上がっているのがわかります。

貫通スリーブで基礎に空けた穴から配管が通っているのもわかりますね。排水の勾配も金物で固定し確保しています。
なお、配管は青が給水、赤が給湯、グレーが排水と分かれております。

最後に、矢印の部分、基礎のコーナー部分が三角になっているのが分かりますか。

水平ハンチと呼ばれるもので、基礎の中でもとりわけコーナー部分は不均等な荷重であったり、地震時の負担が集中しやすい箇所です。このような部分を平面的に三角形状とし、断面を増やすことで力をバランスよく分散させることが可能です。

日本は地震の多い国です。皆さんが安心して住み続けられる住宅を提供したいと思っております。

今回は以上です。
次回はフレーミング工事の様子をご案内します。ぜひお楽しみに!

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