お知らせ

オーナーズサイト/畳のお手入れで、和室を快適空間にしましょう!

湿気の高い夏場が過ぎ、空気が乾燥するこれからの季節は和室のお手入れにぴったりです。

和室に使用している木や畳、紙は、吸湿・保湿をしているため、閉めきったままにしておくと湿気がこもってカビやダニの原因になってしまう可能性があります。空気が乾燥している日には、和室の窓や戸を開けて換気するようにしましょう。

 

 

畳のお手入れでよく聞く言葉に、「裏返し」と「表替え」があります。「裏返し」は、『畳床』はそのままで今ついている『畳表』を裏返し、『へり』のみ新しく張替えること。裏返しの目安は約5年ですが、表面のい草が傷みすぎていると裏返しができない場合があるのでご注意ください。(仕様によっては裏返しができない畳もあります。)

 

畳を新品同様にする表替えは、『畳床』はそのまま利用し、新しい『畳表』と『へり』を張替えます。約10年が目安。畳表は目の詰まった良質なものを選ぶと、畳の目にゴミが入りにくく丈夫なので、長期間使えます。畳やヘリの模様を変えて、お部屋の雰囲気を変えてみるのもおすすめです。

畳自体の交換は約20年が目安です。

種類によっては、厚みが深く重たい畳もあります。ご自身で動かすことが難しい場合は、無理をせず北洲へご相談ください。

 

《いつも美しく快適に!畳のお手入れ方法》

■新品の畳は乾拭きを

畳表のい草は、表面に独特な光沢と香りを持たせるため、天然染土による泥染を行い、繊維で織り上げています。新品の畳は表面の染土が白い粉のように残ってしまう場合があるので、気になる場合は数回畳の目に沿って乾拭きを繰り返してください。

畳は水分が苦手なので、乾拭きをおすすめします。水拭きする場合は、水が十分に絞れていなかったり、雑巾が汚れていると畳の光沢が消えたり黒ずむことがあるので、固く絞ったきれいな雑巾で拭きましょう。

 

普段のお掃除は掃除機やペーパーモップで

普段のお手入れは掃除機やペーパーモップで十分です。畳の目に沿って軽く当てましょう。斜めにしたり強く当てるとい草が傷む原因になるのでご注意ください。部屋の隅や畳のヘリなどは隙間用ノズルを使ってお掃除しましょう。

雑巾がけをされる場合は、やはり乾いたきれいな雑巾をお使いください。

 

目立つ汚れは中性洗剤で

汚れが目立ってきた場合は、中性洗剤をお湯で薄め、雑巾を絞って拭き取ります。畳縁の汚れがひどい場合は歯ブラシでこすり落とすと有効的です。最後にきれいなお湯で固く絞った布を使って、洗剤が残らないようしっかり拭き取りましょう。

 

カビが生えてしまったら?

まずは良く畳を乾かして下さい。乾燥しないとカビの落ちが悪く「シミ」になることがあります。その後、畳の目に沿って、時間を掛けて丁寧に掃除機をかけて下さい。
がんこなカビは、消毒用アルコールや漂白剤を布にしみ込ませてる方法が有効的です。塩素系の漂白剤は、有毒な塩素ガスを発生させることがあるので、換気に注意し、ゴム手袋をはめて下さい。最後に漂白剤などが残らないよう固く絞った雑巾などで畳を拭き取りましょう。

 

 

《「和モダン」スタイルが人気です!》

ライフスタイルの変化で減少傾向にあった和室でしたが、和の美しさを活かした「和モダン」スタイルに注目が集まり、最近では畳のデザインも豊かになってきています。最近は自然な風合いはそのまま、色褪せしにくく、 水・汚れに強くてお手入れが簡単な樹脂製畳のお問い合わせが増えています。

新しくなった畳のい草の香りや感触、雰囲気に懐かしさを感じ、秋の夜長をゆっくり過ごす準備をしてはいかがでしょうか。モダンな畳から、和空間を上質に仕上げるベーシックな畳まで、美しいくつろぎ空間づくりをご提案いたします。どうぞお気軽に北洲へご相談ください。

 

 

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