子育てにおすすめの間取りとは?~建築士に訊くプラン集~

家を購入するきっかけとして多く挙げられるのが、結婚や子育てなど、家族に関わるライフイベントです。そんな家づくりのタイミングで悩むのは、家族のコミュニケーションのしやすさや、子どもがのびのびと育つ環境など、家族が暮らしやすい間取りではないでしょうか。
そこで今回のコラムでは、建築士に「子育てにおすすめの間取り」を訊いてみました。ぜひ家づくりの参考にしていただければと思います。

インタビューした人
北洲USUKO担当 建築士 菅谷大輔
北洲で注文住宅の設計を担当し
20年以上のベテラン建築士

子育て中のご家族に多いご要望は?

―子供が生まれるタイミングで、家づくりを考えるお客様も多いと思いますが、子育て中のお客様に多いご要望というのはありますか?

菅谷 展示場でご提案していることもあり、洗面所と脱衣室を分ける設計や、子供のコートや外遊びのおもちゃをしまっておくシューズルーム、ぐるりと行き止まりのないループプランなどは、ご要望の多い間取りです。
それとUSUKOエコノハ展示場のように、アイランドキッチンとダイニングを一直線に配置するのも人気ですね。

帰宅後、シューズルームを通って手洗いができる動線

また、キッチンから目の届く場所にカウンターを設けてほしい、というリクエストも多いです。対面キッチンのカウンターでお子さんに宿題をさせたい、とか。個室よりもダイニングで勉強するほうが、成績がいいというデータもあるらしいですからね(笑)。

 

実際に提案して、高評価だった間取りを教えて!

―USUKOはお客様のご要望を踏まえて設計していく注文住宅ですね。
実際にこれまで菅谷さんが設計した中で、お客様から高評だった間取りを教えてください。

菅谷 子供が宿題をするカウンターですが、キッチンから目の届く範囲で、子供が振り向いたらお母さんと目が合う、という位置にご提案することが多いです。対面ですぐ顔が見える場所よりも、「振り向いたら」ってところがポイントです(笑)。子供はお母さんに褒められたい、けれど干渉されすぎたくないっていう・・・絶妙な距離感を考慮します。

―たしかに、程よい距離感・・・重要かもしれませんね(笑)。

 

宿題コーナーとタタミコーナー

菅谷 それからLDKに面したタタミコーナーも好評です。ちょっとしたスペースとして、3帖ぐらいあれば十分で。ここもキッチンから目の届く場所で、お昼寝させたり、遊ばせたりできる場所として便利だという声をいただきます。おもちゃなどが仕舞える収納も一緒にご提案することが多いです。

小上がりのタタミコーナーはお子さんの遊び場として

 

子供の成長と、子供部屋のあり方

―子供部屋についても悩むポイントだと思いますが。

菅谷 小さいうちは個室を与えなくてもいいようですよ。
お客様のご要望でも、「子供部屋は小さくていい」という声が、意外にも多いです。自分の部屋にこもって家族と話さなくなるのが嫌だなという親心だと思いますが。

―小さいというと、具体的に何帖ぐらいですか?

菅谷 「ベッドアルコーブ」という名前でご提案しているのですが、最小スペースとして、3.75帖ぐらいです。ベッドと机とちょっとした収納、それでちょうど3.75帖になります。お子さんが小さいうちは、扉をつけずに半オープンでよいと思います。大人の気配を感じながら眠りに落ちるような、お子さんにとって安心できる空間になります。子供にも一人になれる場所は必要だと思いますが、小さいうちは孤独になり過ぎない工夫が必要ではないでしょうか。

ベッドアルコーブ

「ベッドアルコーブ」のすぐそばには、オープンなスペースを設けます。遊ぶのはそこで。友達を家に呼んだときにもそこで遊ぶイメージですね。

高校生ぐらいになったらさすがに個室が必要だと思いますが、お子さんの性格によっては、小学生のうちは個室をもたなくても良いかも知れません。

 

まずは気軽に何でもご相談を

―「子育てにおすすめの住まい」と一口に言っても、生活スタイルやご両親の子育て観、お子さんの性格によってもご提案内容が変わるんですね。

菅谷 USUKOは注文住宅なので、お客様がどんな暮らしをしたいか、営業担当が色々なお話を伺った上で、私たち建築士が設計をしていきます。私も設計していく中で、お子さんが小さければベビーカー置き場や、おむつのストック場所も考慮しますし、たとえば建物をL字型にしてウッドデッキをつくると、リビングの延長でお子さんが遊べるな・・など、具体的な暮らしをイメージしながらご提案内容を考えていきます。
まずはなんでも気軽にご相談いただきたいと思いますし、些細なことでも気になっていることはぜひお話いただきたいですね。最初は展示場を見学して、イメージを膨らませるのもよいと思いますよ。

 

まとめ

子育ての期間は振り返ればあっという間かもしれませんが、お子さんにとっては大人になるまでの大切な時期であり、パパママにとっても、たくさんの想い出が紡がれていく、かけがえのない時間だと思います。
私たちUSUKOスタッフも、子育てがストレスなくできて、家族の絆が深まるよう、家づくりの面から全力でサポートしたいと思います。ぜひお気軽にご相談ください!

 

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