ゼロエネルギー住宅とは?ZEH(ゼッチ)で実現する省エネ・高断熱の環境に優しい住まい

最終更新日:2020年04月17日

雑誌や住宅展示場などでハウスメーカーや家づくりのことについて調べている際、「ゼロエネルギー住宅」「ZEH(ゼッチ)」という言葉を目にしたことはありませんか?

専門用語でなんだか難しそう…と感じるかもしれませんが、そんなことはありません。この記事を通じてゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)について、しっかり理解しておきましょう。

北洲ハウジング編集部

人と自然にやさしく、何世代にもわたって受け継がれ、大切にされる家。劣化するのではなく、豊かに年を重ねた証が刻まれることで、その価値も、住まう人の愛着も増してゆく住まい。この記事は、世界共通の良い住まいづくりを目指す、北洲ハウジングが提供しています。

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ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)とは?

ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、次のように定義されています。

ZEHゼッチ(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。

※出所:環境省_平成31年度のZEH関連事業(補助金)について

わかりやすくシンプルに言い換えると、「家で消費される電力よりも、創り出される電力の方が多い(もしくは同じ)住宅」のことです。令和元年のいま、環境省国土交通省経済産業省の3省が連携し、ZEHの推進に向けて取り組んでいます。

国がゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)を推進する背景

グローバルイメージ

国がゼロエネルギー住宅を推進し始めたきっかけは、2015年に開催されたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)で採択された「パリ協定」にまでさかのぼります。

パリ協定では地球温暖化防止の施策として、その大きな原因となっている温室効果ガス排出についての対策が各国間で協議されました。その結果、「2度目標」として知られる「世界の平均気温上昇を工業化以前から2度以内に抑える」という目標が、各国共通の長期目標として策定されたのです。

▼もっと詳しく知りたい方はこちら
» 外務省:パリ協定 – 歴史的合意に至るまでの道のり
※外務省のホームページに遷移します

この「2度目標」を達成するために、日本は「2030年にCO2排出量を2013年比で26%削減する」という国際公約を結びました。その国際公約を果たすための取り組みの一貫が、エネルギー排出量がゼロ以下である住宅「ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)」の普及・推進というわけです。

ZEHの普及促進に向けた政策動向と平成31年度の関連予算案

 

なお「住宅部門」においては、「CO2削減目標40%」という大きな目標が課せられています。この目標を達成するために、国は補助金を出してゼロエネルギー住宅(ゼッチ・ZEH)を推進しています。

ゼロエネルギー住宅(ゼッチ・ZEH)について、国は「2020年までにハウスメーカー等が新築する注文戸建住宅の半数以上をZEHにし、2030年までに建売戸建や集合住宅を含む新築住宅の平均でZEHを目指す(※)」という目標を掲げています。
※出所:環境省_平成31年度のZEH関連事業(補助金)について

ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)は、私たちが世界規模の環境問題の解決に向けてアプローチするための取り組みの一つであることがお分かりいただけたでしょうか。次は、住宅のゼロエネルギー化を達成するために大切な3つのポイントについてご説明します。

ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)を実現するための3つのポイント

ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)を実現するために必要なポイントは、「高断熱」「省エネ」「創エネ」の三つです。これからそれぞれについて、詳しく確認していきましょう。

高断熱

高断熱の家

一つ目のポイントは「高断熱」。夏は涼しく冬は暖かい、快適な家づくりの基本です。

断熱性能が上がると住宅内のエネルギー効率が高まり、少しのエネルギーで家の中を快適な温度に保つことができるようになります。これによって使用する電力が減るため、月々の光熱費はその分安くなることが期待できます。

住宅の断熱性能を高めるには、外の熱が伝わる壁や床、屋根に断熱材を入れたり、窓ガラスやサッシの素材を断熱性の高いものにする、などの方法があります。

北洲ハウジングのパッシブハウスでは、より快適で温度差のない室内環境にするために、断熱性を高める工夫やさまざまな技術を取り入れています。

木製窓(D-Fenster)

木製窓(D-Fenster)

木製窓(D-Fenster)とは、ヨーロッパ生まれの、断熱性・換気性・防犯性・デザイン性を追求した、機能と美しさが調和する木製窓です。高断熱なトリプルガラスにより、冬場の光熱費削減が期待できます。

» 木製窓(D-Fenster)について詳しくはこちら

W断熱システム(2×6+アルセコ外断熱システム)

W断熱システム(2×6+アルセコ外断熱システム)

北洲ハウジングでは、躯体の2×6(ツーバイシックス)充填(じゅうてん)断熱(140mm)に、アルセコ社の外張り断熱(80mm)を付加したW断熱を標準採用しています。アルセコ外断熱システムは、環境先進国ドイツでトップクラスのシェアを誇る外断熱です。

» W断熱システム(2×6+アルセコ外断熱システム)について詳しくはこちら

蓄熱塗り壁(エコナウォール)

蓄熱塗り壁(エコナウォール)

断熱だけでなく、最新の「蓄熱」技術も採用しています。内装材「エコナウォール」は、太陽熱や夜間の冷気を蓄えて利用する、エコな塗り壁です。

» 蓄熱塗り壁(エコナウォール)について詳しくはこちら

省エネ

省エネ

ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)を実現するためのポイントの二つ目は「省エネ」です。冷暖房・換気・給湯・照明などの設備を省エネ性能の高いものにすることで、無駄なエネルギーの消費を防ぐことができます。

具体的な取り組みとしては、高効率の冷暖房設備や給湯設備の採用や、照明を消費電力の低いLED電球にする、住宅内のエネルギー消費状況を見える化できる設備を導入する、などが挙げられます。

創エネ

創エネ

三つ目のポイントは「創エネ」。住宅でエネルギーを創リ出す取り組みを指します。太陽光発電のシステムを住宅に取り入れて電力を創り出すことが一般的です。

太陽光発電は、太陽光という自然エネルギーを使って電力を創り出し、自宅の電力として使用します。蓄電池を備えれば、災害時に停電が発生した時の備えにもなります。また電力買取制度という仕組みによって電気代を抑えられるだけでなく、電力の買取金額が電気代を上回り、黒字になることもあります。

陰影が美しい総タイル仕上げの大屋根 – 北洲ハウジング

写真にあるような瓦一体型ソーラーパネルを採用すると、屋根のデザインに馴染むため、見た目に抵抗のある方でも取り入れることができそうです。

ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)の補助金制度

国が定めた基準を満たすゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)を建てる場合、補助金を申請できます。

※2019年度は終了しています。

この補助金は、国土交通省・環境省・経済産業省が連携して推進しています。申請基準や対象者は年度ごとに変わるため、住宅メーカーの担当者や各省庁のホームページなどで最新の情報を確認しておきましょう。

» 経済産業省 ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)

» 国土交通省 ZEH、LCCM住宅関連事業(補助金)について

» 環境省 ZEH関連事業(補助金)について

ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)で環境・家計にやさしい家づくりを実現しよう

ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)について解説しましたが、ご理解いただけましたでしょうか?「国から補助金がもらえる」という点から興味を持つ方が多いですが、ほかにも多くのメリットがたくさんあることを知っていただけたらと思います。

北洲のZEHの展示場(CRTハウジング宇都宮 総合展示場西会場)

北洲ハウジングでも、ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)の推進に取り組んでおり、カタログや住宅展示場にてご覧いただけます。

環境問題に対して建築的にアプローチし、家中どこでも暖かく健康で快適な暮らしを実現する住まいが、北洲のZEHです。ご興味のある方はぜひご相談ください。

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※展示場の会場はCRTハウジング 宇都宮総合住宅展示場西会場となります