BELS(ベルス)とは?申請メリットやZEHとの違いについて

最終更新日:2020年09月05日

この記事ではBELSのことをよくご存じでない方でもご理解いただけるよう、できるだけシンプルに解説していきます。ZEH(ゼッチ)をはじめとした省エネな高性能住宅を実現したいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

北洲ハウジング編集部

人と自然にやさしく、何世代にもわたって受け継がれ、大切にされる家。劣化するのではなく、豊かに年を重ねた証が刻まれることで、その価値も、住まう人の愛着も増してゆく住まい。この記事は、世界共通の良い住まいづくりを目指す、北洲ハウジングが提供しています。

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BELS(ベルス)とは

BELS(ベルス・建築物省エネルギー性能表示制度)とは、Building-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略称で、建築物の省エネ性能(燃費)について、評価・認定する制度のことを言います。一般社団法人 住宅性能評価・表示協会によって運用されています。

2016年4月より、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)において、不動産業者等に「建築物の省エネ性能を表示するように努めること」が努力義務として求められることになりました。BELSは、この「建築物の省エネ性能」を認証するための制度の一つです。BELSは建築物省エネ法に基づいて、登録を受けた第三者評価機関が評価・格付けするため、メーカー独自の評価と比較して信頼性が高いという特徴があります。なお、新築の建物だけではなく、既存の建物でも評価することが可能です。

「BELSとZEH(ゼッチ)の違いって?」と混乱される方もいらっしゃいますが、BELSは性能を示すための制度、ZEHは住宅の種類を指す言葉なので、意味が異なります。

なお、北洲ハウジングでは2019年6月より、オプションで住宅版BELS評価を受けることができます。

BELS(ベルス)プレートに表示される性能

BELS(ベルス)評価書

BELSを取得した建築物には、上の図のような「BELS(ベルス)評価書」が発行されます。また希望した場合、プレートやシールが発行されます。

BELSプレートには、下記の性能についてそれぞれ記載されています。

  • 削減率の値(BEI値)に応じた★マーク(5段階で表示されます)
  • 基準一次エネルギー消費量に対する削減率
  • 省エネ基準・誘導基準それぞれに対する建物のレベル
  • 一次エネルギー消費量基準への適合可否
  • 外皮基準値および適合可否

★の数はBEI値によって変わる

建物の省エネ性能が5段階で評価され、結果が「★」で表示されます。★★★★★が最高ランクであることを意味しています。

この星の数はBEI値(省エネルギー性能指標)によって以下のように区分されます。

  • ★5つ:BEI ≦ 0.80
  • ★4つ:0.80 < BEI ≦ 0.85
  • ★3つ:0.85 < BEI ≦ 0.90
  • ★2つ:0.90 < BEI ≦ 1.00
  • ★1つ:1.00 < BEI

BEIは以下の計算式で求めることができ、小さいほど省エネ効果が高いことを意味します。★2つ以上であれば省エネ基準に適合となります。

BEI=設計一次エネルギー/基準一次エネルギー消費量

※一次エネルギー消費量とは:冷暖房、換気、給湯、照明などで消費するエネルギーの合計
※基準一次エネルギー消費量とは:地域や床面積などから決まっている基準の仕様・設備(暖冷房や換気、照明、給湯など)から計算されるエネルギー量の合計
※設計一次エネルギー消費量とは:設計上の仕様・設備から計算されるエネルギー量の合計、暖冷房、換気、照明、給湯などのエネルギー消費量の合計から太陽光発電などで創られたエネルギー量を引いた値

省エネ基準・誘導基準に適合しているかすぐにわかる

BELS(ベルス)プレートの下の方にある、右から左にかけて赤から緑へのグラデーションがかかっている部分では、その建物が省エネ基準・誘導基準を満たせているかを視覚的に確認できます。左に行くほど、性能が高いことを意味しています。

2017年4月からZEHマークを表示できるように

2017年4月1日から、ZEH(もしくはNearly ZEH)の基準を満たしている場合、BELSのプレートやシールなどにZEHマークを表示することが可能になりました。住宅会社の広告などで見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。

ZEHマークが表示されたBELSプレート

ZEHマークが表示されたBELSプレート(引用:一般社団法人 住宅性能評価・表示協会

BELS(ベルス)を取得するメリットは?

BELS(ベルス)の取得には、さまざまなメリットがあります。

建物の省エネ性能が5段階表示され、分かりやすい

BELS(ベルス)は、建物の省エネ性能(燃費の良さ)が1~5まで5段階で表示されます。建物の省エネ性能に対する専門知識がない方でも省エネ性能が5段階表示されるため分かりやすい、という点はメリットの一つだと言えるでしょう。なお、既存の建物は★(星一つ)の場合もありますが、省エネ基準を満たしている新築住宅は★★(星二つ)以上の格付けがつきます。

第三者機関による評価なので信頼性が高い

ハウスメーカーや工務店などのパンフレットで見かける様々な数値は、住宅会社それぞれの独自評価であることが多く、自社のモデルハウスや実験棟などでデータを取得していることもあります。

BELSは各住宅会社による基準ではなく、第三者機関による評価なので、信頼性が高いという特徴があります。

ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)の補助金制度の申請に活用できる

ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)とは、一次エネルギー消費量(冷暖房・照明・給湯・換気など)の収支がゼロになることを目指した住宅のこと。わかりやすく言い換えると、「家で消費される電力よりも、創り出される電力の方が多い(もしくは同じ)住宅」だと言えます。近年、環境省国土交通省経済産業省の3省が連携し、国をあげてZEHの推進に向けて取り組んでいます。

ZEHを推進する取り組みの一つに「ZEH支援事業(補助金制度)」がありますが、補助金の交付にあたり以下のような要件があります。

本事業では、申請する住宅は建築物省エネ法第7条に基づく省エネ性能表示(BELS等、第三者認証を受けているものに限る)を原則として中間報告前に取得し、中間報告時にその写しを提出できることを交付要件としています。

引用:令和2年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(戸建住宅におけるネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化支援事業)のうちZEH支援事業 公募要領

このように、BELSはゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)の補助金を申請する際の条件になっています。

ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)についてもっと詳しく知りたい方は、下記のページで詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

» ゼロエネルギー住宅とは?ZEH(ゼッチ)で実現する省エネ・高断熱の環境に優しい住まい

» ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)のメリット・デメリットについて解説

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