蓄熱|こだわる8つの性能

4 蓄熱

冬であっても、日差しが期待できる日本。日中に生まれた熱を蓄熱できれば、夜も温かく過ごせるはず。逆に夏は、夜間の冷気を日中の暑さを和らげるのに利用できます。

蓄熱塗り壁「エコナウォール」

北洲ハウジングでは、蓄熱塗り壁「エコナウォール」をメーカーと共同開発しました。「エコナウォール」は、熱を吸収・発散して一定の温度を保とうとする働きにより、お部屋の温度変化が穏やかになり、快適性が高まる塗り壁材です。

エコナウォールを塗った壁面から放出される熱(輻射熱)で室内を暖める

潜熱蓄熱材(PCM)の働き

マイクロカプセルに内包された潜熱蓄熱剤(PCM)が、室温が上昇すると熱を吸収して融解し、室温が下がると熱を放出して凝固します。

※PCM(相変化物質:Phase Change Material)は、熱を吸収・発散して一定温度を保つ性質がある新素材。エコナウォールに配合しているPCMは、人体に無害な脂肪酸エステルで作られています。石膏をメインとした左官材に、マイクロカプセルで包んだPCMを配合した壁材です。

北洲ハウジングは「パッシブ設計」

設備による冷暖房を最小限にし、家自体で日射エネルギーをコントロールして、冬の厳しい寒さや夏の酷暑を出来るだけ和らげる - そのような「建築的手法」を「パッシブ設計」といいます。
蓄熱は、断熱や遮熱とともに、「パッシブ設計」の重要な要素となります。