安全|こだわる8つの性能

8 安全

自然災害の多い日本。北洲ハウジングの家は、耐震性、耐火性、耐風性の備わった家づくりを手がけています。
とくに、東日本大震災の被災地を経験した私たちは、震災時に強さを発揮した2×4工法や高断熱住宅を確実に施工するとともに、繰り返し地震にも対応可能なサスティナブル耐震などの仕様をさらに向上させています。

耐震性

北洲ハウジングは、面で構成される「ツーバイフォー工法」。
点で結合する「在来工法」とは異なり、力を一部に集中させずに広く分散させるモノコック構造なので、歪みにくい構造です。

しかも、北洲ハウジングでは、外に面する壁に2×4材より骨太の2×6材を使用。耐震等級が最高等級3を実現します。

※プランにより、実現できない場合もございます。

鉛直強度

曲げ強度

東日本大震災の経験を踏まえ、北洲ハウジングが採用しているのが、制振装置「MIRAIE(ミライエ)」です。
揺れ幅を最大95%低減し、住まいを守ります。

北洲ハウジングでは、優れた耐震性を持つ2×6(ツーバイフォー)工法と、繰り返しくる地震から家を長期に渡って守り続ける「MIRAIE(ミライエ)」を組み合わせて「サステナブル耐震」と呼んでいます。

北洲ハウジングは「ベタ基礎」を採用しています。
家を支える「基礎」は、一般的に「ベタ基礎」と「布基礎」があります。「布基礎」が線で支えるのに対し、「ベタ基礎」は面で重さを支えるため、地震時の衝撃を効果的に地盤へ逃すことが可能です。
※建築与条件により採用いただけない場合もございます。

基礎の構造強度を高めるのが「水平ハンチ」です。
基礎のコーナー部分は不均等荷重や地震時に負担が集中しやすい箇所。ここに三角形状の「ハンチ」を取り付けることで、この部分にかかる強い力を分散させます。

耐火性

「木造住宅は火事に弱い」というイメージを持っている方が多いかもしれませんが、木は意外と火に強いことをご存知でしょうか?
こちらの調査結果を見ると、ほかの材質と比べて、温度が高くなっても強度が低下しづらいことが見て取れます。

木材は確かに燃えやすい性質を持っているものの、一定以上の太さ・厚さがある場合、表面が燃えて炭化するのみにとどまります。その炭化層よりも火が内側に進行しないため、強度がそこまで低下しないのです。

北洲ハウジングの木造住宅は、2×4(ツーバイフォー)工法ならではの「ファイヤーストップ構造」で、耐火性も優れています。
▪︎ 全ての部屋の天井と壁全体に石膏ボードを貼り付けます。
▪︎ 構造部の枠組みが酸素の供給をストップします。
▪︎ ファイヤーストップ材による防火区画により火の進行を遅らせます。

その他にも、耐火性を向上させるために
▪︎ 断熱材のグラスウールが耐火性を向上させます。
▪︎ 木の表層部は炭化して火の進行を遅らせます。
▪︎ ツーバイフォー工法の構造木材は30分間の火災に耐える防火材料です。

ファイヤーストップ構造

耐風性

2×6(ツーバイフォー工法)住宅の屋根(軒下)は、強風に対して優れた強度を備えています。
もともとツーバイフォー工法が誕生した北米はハリケーンに襲われることが多いため、強風に対する工夫や対策がしっかりとなされています。例えばあおり止め金具は、ツーバイフォー工法の住宅の屋根に用いられますが、屋根と外壁をしっかり連結するため、台風による強風にも優れた強度を発揮します。
地震、火災、台風に強いのが、北洲ハウジングの木造住宅です。