グッド・エイジングな素材~『外壁タイル』篇~
家づくりの重視ポイントはお客様それぞれですが、20年、30年と長く住むために重視していただきたいこと、そのひとつが建物の“素材選び”です。
今回は、建物の外壁材“タイル”について、ご紹介したいと思います。
家の外まわり(外壁、屋根)は耐久性の高い素材を
USUKOのブランドコンセプトは“グッド・エイジング~家族とともに育む暮らし~”。
時とともに、またお子さまの成長とともに、家もまた魅力が増し、もっともっと「わが家」らしくなる―、そんな住まいを目指しています。
そのために、高耐久な本物の素材をご提案しているのですが、本物の良さはなんといっても、築年数とともに「古さ」がにじみ出るのではなく、「味わい」が増していくこと。
「この家、築年数は経っているけど、なんだか素敵だなぁ。」
「新築のときよりも、自分たちらしくなってきてるよね!」
そう思えることではないかと思います。
特に重視していただきたいポイントが“外まわりの素材”です。
屋外で雨風や日射、雪にさらされる外壁や屋根は、耐久性の高い素材を選ぶことで、家が傷まず長持ちし、後々のメンテナンスも含めたトータルコストが安く済むといったメリットを享受できます。
外壁タイルを採用するメリット
では、具体的に外壁タイルのメリットは?どれだけ長持ちするのでしょうか。
土を焼いて作る自然素材のタイルは、色落ちすることがなく、耐久性の高い外装材です。
同じ時期に建てた家でも、色あせてしまって古く見える家と、新築の頃に勝るとも劣らない風格のある家。その違いは「タイルのような~」「タイル調の~」ではなく、「本物のタイル」を使っているからです。
長い年月の風雪に耐えることができ、年ふるごとに風合いが増していくのが、本物のタイルの家の良さです。
親水性による汚れにくさ
さらに、USUKOのスタンダード仕様の外壁タイルは、親水性の効果でキレイが持続します。
それはカタツムリの殻からヒントを得たメカニズムです。
カタツムリの殻の表面はいつも水でぬれていて、汚れをはじいています。
同じように、空気中の水分子を吸着することで、常にタイル表面に水膜が形成されたような状態となり、汚れがつきにくく、雨水によって汚れを落ちやすくしてくれます。
たとえばホコリや排気ガスなどの汚れも、水膜の上に付着するので、雨がふると自然と流れ落ちる仕組みです。
※親水性による効果は、排気ガスやホコリ、泥、土汚れなどには効果を発揮しますが、苔や藻などが付着した場合には、お手入れが必要となります。
耐候性による美しさ
では外壁タイルはどれだけ長持ちするのでしょうか。
一般的な有機系塗装外壁で見られる色あせなどの劣化は、主に紫外線の影響によるものです。それに対し、USUKOが採用しているタイルは、紫外線に強い無機質セラミックスです。40年相当を経過しても、色あせがほとんどないという実験結果が得られています(メーカーの促進耐候性試験による)。
タイルは20年、30年経っても張り替えの必要がありません。それだけでなく、本物の素材だからこそ、年とともに愛着が増していくと思います。だから何十年経っても手をかけたくなる―、それが北洲の目指すグッド・エイジングな家づくりです。
USUKOスタンダード仕様の外壁タイル
将来のメンテナンス費も抑えることができる、長持ち素材の外壁タイル。もちろん、見た目の美しさや重厚感といったデザイン性も魅力です。
ここからはUSUKOスタンダード仕様の外壁タイルをみていきましょう。
ベルニューズシリーズ
外壁を美しく仕上げる乾式施工法タイルです。乾式工法とは、ベースサイディングに引っ掛けて張る工法で、剥離の心配も少なく、美しく仕上がります。
ベルニューズ アンティーロシリーズ
古びたタイルの上質感を実現させた高意匠シリーズです。上記のベルニューズよりも、アンティークな風合いが特徴。アイアンパーツやアンティーク調のポストなどにもぴったりの雰囲気です。
ベルニューズ フォギーシリーズ
霧がかかったような表情細かな筋の陰影が、住宅を自然な佇まいに仕上げます。繊細なテクスチャーでこちらもややアンティークな雰囲気に仕上がります。
タイルの外壁は一邸一邸がとても個性的で、どのお宅も魅力的なお住まいに仕上がっています。色柄やデザインも豊富なので目移りしてしまうかも知れませんが、仕上がったお住まいを参考に、あれこれ悩むのも家づくりの至福のひとときです。
まとめ
今回はグッド・エイジングな素材~外壁タイル~をご紹介しました。
一生に一度(か二度)の家づくり、そして毎日暮らす場所だからこそ、「やっぱりこの外観、素敵だな」と感じられるような素材をぜひ選んでいただきたいと思います。