地震や台風に強い頑丈な家づくりのポイント【災害に強い戸建て住宅】

最終更新日:2020年04月17日

この記事では、災害に強い建物を実現するための北洲ハウジングの取り組みや採用している技術についてご紹介します。「自然災害の多い日本において、どうすれば地震や大雨・台風に強い家が作れるのか?」を知りたい方の参考になれば幸いです。

北洲ハウジング編集部

人と自然にやさしく、何世代にもわたって受け継がれ、大切にされる家。劣化するのではなく、豊かに年を重ねた証が刻まれることで、その価値も、住まう人の愛着も増してゆく住まい。この記事は、世界共通の良い住まいづくりを目指す、北洲ハウジングが提供しています。

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地震に強い家づくりを実現する技術・取り組みについて

日本は外国と比べて地震が多い国です。国土交通省の公開資料によると、日本の国土面積は全世界の0.25%程度であるにもかかわらず、マグニチュード6以上の地震回数は22.9%にのぼるそうです。

北洲ハウジングでは、地震に対して以下のような取り組みをしています。

外力に強いツーバイシックス

外力に強いツーバイシックス

木造住宅の建築工法として、北洲ハウジングは耐震性・耐火性などに優れたツーバイシックスを採用しています。

モノコック構造

ツーバイシックスで建てた住宅は、床・壁・屋根が一体となったモノコック構造。外力を点ではなく面でバランスよく受け止めて、地盤へ逃します。また耐力壁をバランスよく配置するため、外力に対して変形しにくく、地震や強風に強いという特徴があります。

実際に、以下のような調査結果も出ています。

調査対象住宅は20,772戸(平成23年7月28日現在)ですが、そのうち、当面補修をしなくとも居住に支障ない住宅は19,640戸で95%にあたります。津波による被害を除けば、当面補修をしなくとも居住に支障のない住宅は98%を占めており、阪神淡路大震災や新潟県中越地震でも判明したツーバイフォー住宅の高い耐震性が今回も実証されました。

引用:耐震性:震災にも耐えたツーバイフォー【一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会】

ツーバイシックスの住宅は火に強い

また地震の二次災害の一つとして火災が挙げられますが、ツーバイシックスの住宅は耐火性にも優れています。

ツーバイシックスの住宅は床や壁の内側に枠組材などが一定間隔で組まれており、それらがファイヤーストップ材となって火の流れを遮断してくれます。万が一火が燃え進んだ場合も、一定間隔で存在する次のファイヤーストップ材が、燃え広がるまでの時間を稼いでくれます。

またツーバイシックス(木造枠組壁工法)の住宅では、すべての天井と壁の内側全面に厚さ12.5mm以上の石膏ボードが貼られます。石膏には約20%の水分が含まれており、炎の高温にさらされてから約25分もの間、水蒸気を放出して延焼を防いでくれます。

▼ツーバイシックスについて詳しくはこちら
» ツーバイシックスとは?ツーバイフォーと比較したメリット・デメリットについて

液状化に強い地盤改良工法「ハイスピード工法」

液状化現象(土質基礎研究室)

 

液状化も地震による二次被害の一つです。液状化とは、地盤の上層が地震の揺れによって液体状に変化してしまうことです。液状化が発生すると、家が傾いたり沈んだりする原因につながります。また地震後は地盤が沈下した状態となり、自然に元には戻りません。

液状化発生のメカニズム
液状化発生のメカニズム

 

北洲ハウジングでは、家を建てる際にしっかりと地盤調査を行ない、ハイスピード工法などを含む適切な地盤改良をご提案いたします。

ハイスピード工法には液状化を未然に防ぐ効果がある

ハイスピード工法には、砕石パイルが間隙水を排出する役割を果たすため、液状化を未然に防ぐ効果があります。

一度液状化の被害を受けた住宅の復旧は、地盤の調査・復旧から始まる大掛かりなものになるため、かかる時間も費用も大きくなってしまいます。そのため新築前の地盤改良において、しっかり対策をすることが大切です。

▼ハイスピード工法についてはこちら
» 地盤改良工法(ハイスピード工法)

耐震性に優れたベタ基礎

住宅部分の地震対策が十分でも、基礎がしっかりしていなければその性能を十分に発揮できません。北洲ハウジングでは耐震性に優れたベタ基礎を採用しています(ただし一部地域、及び地盤調査の結果によっては違う基礎形状を採用する場合があります)。

ベタ基礎は、基礎底面全体で建物の重さを支えます。面で支えるため負担を分散することができ、地震・台風時に衝撃が発生しても効果的に地盤へ逃すことが可能です。

▼ベタ基礎についてはこちら
» ベタ基礎

耐震等級

耐震等級とは、地震に対する建物の強さを示す指標のひとつです。住宅性能評価・表示協会が実施している「住宅性能評価制度」において基準が設けられており、等級の数字が大きいほど耐震性に優れていることを表しています。北洲ハウジングはこの耐震等級について、最高等級3を全棟で取得しています。等級3を取得するため、基礎や接合部の強化、壁の配置などの検討を行っています。

▼耐震等級についてもっと詳しく知りたい方はこちら
» 【構造】 ②耐震等級

余震など、繰り返しの地震に強さを発揮するサステナブル耐震

サステナブル耐震

地震対策は本震だけでなく、余震も同様に考慮する必要があります。

北洲ハウジングは宮城県に本社を置きます。2011年の東日本大震災を経験し、被災地ゆえに、耐震性をさらに強化・高度化しなければならないという思いを新たにしました。そこで、震災以降「サステナブル耐震」仕様を取り入れ、ご提案しています。制震ダンパーMIRAIE(ミライエ)や耐震プレート、基礎水平ハンチ、木割れ防止釘で、繰り返し来る地震や余震から家を守ります。

制震ダンパーMIRAIE(ミライエ)は、地震の揺れをゴムで吸収する制振ユニットで、本震だけでなく繰り返し発生する余震にも力を発揮します。実際、連続して地震の揺れを与える実大振動台実験において、5回もの巨大地震波に耐えられるという結果が出ており、繰り返して発生する余震にも効果があることが証明されています。

▼ミライエについてもっと詳しく知りたい方はこちら
» サステナブル耐震(MIRAIE ミライエ)

台風・大雨に強い家づくりを実現する技術・取り組みについて

毎年7~9月にかけて多く発生・上陸する台風。気象庁による直近5年のデータによると、毎年4~6個の台風が日本に上陸しています。また気象庁気象研究所や財団法人地球科学技術総合推進機構を中心とする研究グループによる21世紀末頃を想定した温暖化予測実験によると、今後非常に強い熱帯低気圧の出現数が地球温暖化に伴って増加する傾向があるとされています。

では北洲ハウジングの台風や大雨に対する取り組みについてご紹介します。

隙間を作らない

台風による住宅への被害には「雨漏り」と「(屋根や外壁の)損傷」がありますが、北洲ハウジングの住宅はこれらの被害が少なくなるよう対策を施しています。

雨漏りの原因となりやすいのが窓周りです。台風による強い風によって窓周りの隙間から雨水が侵入し、雨漏りが発生してしまいます。窓周りからの雨漏りを防ぐためには、水密性(雨水の浸入をどれくらいの風圧まで防げるかを表す性能のこと)を高める必要があります。

窓周りの水密性を高めるために、現在北洲ハウジングは、JIS(日本工業規格)が定める水密性の等級において等級W-4以上を取得している窓を標準仕様としています。

水密性の等級

屋根も雨漏りが多い住宅部位の一つです。屋根防水のポイントは、瓦や鉄板などの屋根葺き材から侵入する雨水を住宅内に入れないように守っているルーフィング(防水シート)です。ルーフィングには様々な種類がありますが、北洲ハウジングでは止水性と耐久性の高い「改質アスファルトルーフィング」を指定しています。強い風雨から屋根を守るために、下葺き材一つもしっかりとこだわりを持って選んでいます。

頑丈な垂木をあおり止め金物でしっかりと固定

台風の強風によって飛ばされた屋根(南大東島地方気象台)

テレビのニュースなどで、竜巻や台風で屋根が飛ばされてしまっている住宅を見たことがあるかもしれません。これは「吹き上げ」という住宅の下部から軒に吹き上がる風によって垂木(たるき)が剥がされてしまうことで起こります。

垂木

上の写真の、屋根のてっぺんから軒にかけて斜めに渡された木材が垂木です。一般的なツーバイフォー会社が採用している垂木が14cmのツーバイシックス材、また在来工法の垂木のサイズは5~7cm弱なのに対し、北洲ハウジングはさらに垂木の強度を上げるため、18cm超のツーバイエイト材を採用しています。

この垂木をあおり止め金物で一本一本留めつけることで、屋根が風に吹き飛ばされないよう押えつけることで、吹き上げを防止しているのです。

おわりに

災害に強い家をつくるための、北洲ハウジングの取り組みや採用技術についてご紹介しました。日本に住む以上、地震や台風被害を想定した家づくりは必須です。大切な我が家に長く快適に住み続けるためにも、できる対策をしっかりしておきたいものですね。

展示場では、北洲ハウジングのこだわりが詰まった住宅を実際にご覧いただけます。災害に強い家に興味をお持ちの方は、ぜひ一度展示場にお越しください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

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