家と暮らしのお役立ちコラム

福島で注文住宅の家を建てる!ハウスメーカーのおすすめの選び方とは?

日本には数多くのハウスメーカーがありますが、ハウスメーカー選びの際は住みたいエリアの特性を十分に理解している事業者かどうかをよく見極めることがポイントです。この記事では、福島県で注文住宅の家を建てたいと検討されている方を対象に、どのような観点でハウスメーカー選びをするべきなのかの助けとなるお役立ち情報をお届けします。後悔しない家づくりを実現するため、福島県の気候や自然環境等について理解を深めていただけたらと思います。

福島で注文住宅の家をつくるなら知っておきたいこと

福島の気候の特徴

福島

全国で北海道、岩手県に次いで3番目の広さを持つ福島県。奥羽山脈と阿武隈高地の二つの山系を境に、太平洋側から「浜通り地方」「会津地方」「中通り地方」の3つの地方に分かれています。それぞれの地域で気候は異なります。

阿武隈高地の東側に位置する浜通り地方は、厳しい冬といわれる東北地方の中では最も温暖な地域で、平地に雪が積もることはほとんどありません。夏は冷たい黒潮の上を通過する季節風やませ(東北地方の太平洋側で6月~8月頃に吹く、冷たく湿った東よりの風)が吹き込み、日照不足と重なって冷害につながることもあります。

奥羽山脈の西側にあたる会津地方では、12月頃に季節風の影響で雪が降り始めます。会津地方は日本きっての豪雪地帯で、奥会津では一晩で1メートル以上の降雪となることもあるほどです。盆地では、秋の明け方に朝霧が頻繁に発生することも特徴です。

奥羽山脈と阿武隈高地に挟まれた中通り地方の気候は、浜通り地方の気候と会津地方の気候の中間的な特徴を持ちます。冬の時期は晴天の日が多くなり空気が乾燥します。

\北洲ハウジングの家は春夏秋冬快適に過ごせます/

北洲ハウジングは住まいの本質を「家族が健康で快適に暮らせること」だと考え、お客様の健康・快適を実現する家づくりを目指しています。

健康で快適に暮らせる家づくりのポイントは「高断熱・高気密」。高断熱・高気密の住宅は、断熱材で家の外壁部分をすっぽりくるむので、冷暖房をうまく併用することで魔法瓶のように家の中を快適な温度のまま保つことができます。断熱性の高い住宅は部屋間の温度差も少ないため、ヒートショックなどの健康被害も防ぐことができます。また計画換気を行うことで、室内の温度環境を快適に保ちながら清浄な空気環境を実現しています。

東北地方に位置する福島県。冬が寒いことは想像に難くないかと思いますが、では夏はどうでしょうか?「東北地方だから夏は涼しいのでは?」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実は中通り地方の北部の福島市あたりに位置する福島盆地は、夏はかなり暑くなります。

このような「夏は暑く、冬は寒い」という寒暖差の大きいエリアでも、北洲ハウジングがつくる高断熱・高気密の住宅なら外気の影響を受けにくいため、一年中快適に過ごすことができます。

北洲ハウジングオーナー様の実例

夏は風が動かない熱帯夜に数回、寝室のみエアコンを稼働するくらい。ほぼエアコンなしで過ごすことができるという。

(中略)

冬場は、外が氷点下の日でも室内は20度をキープし、軽装で過ごすことができる

引用:帰りたくなる温もりがある。家と共に生きる歓びがある。家で過ごす時間が好きになる、健康で快適な暮らしの器 – 北洲ハウジング

▼快適な家づくりについて知りたい方はこちら
» 快適な家づくりを実現する3つのキーワード【断熱・換気・気密】

▼寒さに強い家について知りたい方はこちら
» 寒さに強い家の特徴とは?【冬に暖かい住まいを実現しよう】

福島県と台風

台風の強風によって飛ばされた屋根(南大東島地方気象台)

下記グラフ(出所:気象庁)をご覧いただくとわかるように、福島県を含む東北地方にはほぼ毎年、8月から10月の時期に台風が接近しています。

気象庁|東北地方への台風接近数

その中でも2019年(令和元年)10月に発生した台風19号(ハビギス)による被害は甚大で、福島県内の59市町村のうち55市町村に災害救助法が適用されました。県内の住宅家屋にも深刻な被害が及び、全壊1,463棟などの深い爪痕を残しました。

福島県と降雪

屋根に積もる雪

国土交通省の道路防災対策室が発表した降雪に関する調査結果によると、平成24年〜28年の5年間における累積降雪量の平均値(※積雪寒冷地域のみ)が345cmであるところ、福島県は778cm。この数値は日本一で、北海道や山形県、岩手県よりも多いという結果となっています。

ただし、福島県全域で降雪量が多いわけではなく、エリアによって大きく異なります。東北地方の中で最も温暖な地域である浜通り地方では年間を通して雪が降らないこともあります。

福島と地震

2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により福島県内でも多くの被害が出ました。

日本は地震の原因となるプレートが四つ集まる場所に位置しています。また、同じく地震の原因となる活断層も約2,000ほど存在すると推測されており、いつどこで大きな地震が発生するか分かりません。住宅への地震対策は、福島県で家を建てる場合に限らず、日本で家を建てるならば避けては通れないものだと考えましょう。

\北洲ハウジングの家は自然災害に強い/

北洲ハウジングは、台風、降雪(積雪)、地震などの自然災害への対策に注力しています。各災害への対策や取り組みをご紹介します。

台風への対策

台風による雨や強風から大切な家族と住まいを守るため、外壁や屋根からの雨漏りや強風による屋根の吹き上げへの対策などを講じています。一度ダメージを受けてしまった住宅を元に戻すには、時間もお金もかかります。想定される被害については事前にしっかり対策し、未然に防ぐことが大切です。

降雪への対策

雪の重みで屋根に歪みやたるみが発生しないよう、「垂木(たるき)と呼ばれる屋根板を支える木に厚みのあるツーバイエイト材を使用する」「垂木をあおり止め金物でしっかりと固定する」といった対策をとっています。

地震への対策

北洲ハウジングでは、耐震性に優れたツーバイシックス工法を採用しています。ツーバイシックス工法は耐火性にも優れているため、万が一大地震が発生した場合の二次被害(火災など)の対策も兼ねています。また度重なる余震によるダメージを防ぐサステナブル耐震MIRAIE(ミライエ)や、液状化を防ぐ地盤改良法(ハイスピード工法)など、あらゆる角度から地震の被害を想定し、対策を講じています。

▼北洲ハウジングの災害対策について詳しく知りたい方はこちら
» 地震や台風に強い頑丈な家づくりのポイント【災害に強い戸建て住宅】

» 地震に強く耐震性に優れた家作りの4つのポイント【ハウスメーカー選び】

▼ツーバイシックスの耐震性について詳しく知りたい方はこちら
» ツーバイシックスとは?ツーバイフォーと比較したメリット・デメリットについて

福島県のハザードマップを確認しておこう

ハザードマップとは、自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で作られた地図のことで、被災想定区域や避難場所・避難経路などが記載されており、自然災害が発生した際の被害をある程度予測することができます。

火山防災マップ(福島県)

福島県では、各市町村ごとにハザードマップを作成しています。例えば吾妻山・安達太良山・磐梯山の各火山周辺の市町村は火山防災マップを、浜通りの太平洋沿岸の市町村は津波ハザードマップ(例:いわき市津波ハザードマップ)を作成していたりと、市町村のエリアごとの状況によって作成されているハザードマップが異なるため、住みたいと考えているエリアごとにハザードマップを確認しておきましょう。

ハザードマップは国土交通省ハザードマップポータルサイトから都道府県・市区町村を絞り込むことで、確認することが可能です。

ハザードマップポータルサイト

福島の土地選びに関する参考情報

福島の土地価格相場(市町村別)

福島県において土地価格相場が高いエリアは以下の通りです。郡山市がもっとも土地価格相場が高いことが、データから見て取れます。

順位 市町村名 価格
1位 郡山市 56,257円/m²
2位 福島市 48,355円/m²
3位 いわき市 41,041円/m²
4位 会津若松市 37,314円/m²
5位 相馬市 28,428円/m²
6位 須賀川市 24,105円/m²
7位 桑折町 23,187円/m²
8位 南相馬市 22,479円/m²
9位 本宮市 22,301円/m²
10位 白河市 21,540円/m²

※データは国土交通省地価公示・都道府県地価調査(国土交通省)を平均したもの

▼11位以降の土地価格相場を見たい方はこちら » 【2019年最新】福島の土地価格相場(市町村別)

福島で5年前と比較して世帯数が増えた市町村

福島県で世帯数が増えているのはどの市町村なのでしょうか?

以下の表は2014年6月と2019年7月を比較して、世帯数が増えた順に並び替えたものです。郡山市が増加数がもっとも多く、7,410世帯(+5.6%)増えていることが見て取れます。

順位 市町村名 世帯増減数(増減率)
1位 郡山市 7,410(+5.6%)
2位 福島市 4,603(+3.9%)
3位 いわき市 4,119(+2.9%)
4位 須賀川市 1,400(+5.0%)
5位 会津若松市 930(+1.8%)
6位 南相馬市 856(+3.7%)
7位 二本松市 790(+4.1%)
8位 本宮市 783(+7.8%)
9位 伊達市 586(+2.6%)
10位 西白河郡西郷村 578(+7.6%)

※出所1:住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査 調査の結果 年次 2019年 政府統計の総合窓口 ※出所2:住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査 調査の結果 年次 2014年 政府統計の総合窓口

▼11位以降の世帯数データを見たい方はこちら » 福島で5年前と比較して世帯数が増えた市町村【2019年7月調査データ】

福島で注文住宅の家を建てるなら北洲ハウジング

北洲ハウジングは福島県福島市に「福島テレビハウジングプラザ福島 E1 Alsace」、郡山市に「ハウジングパーク郡山南」をかまえており、北洲ハウジングの注文住宅の良さをご体感いただけます(一部施工対象外のエリアがございます。詳しくはお問合せください)。

北洲ハウジングの家(福島テレビハウジングプラザ福島 E1 Alsace)

» 福島テレビハウジングプラザ福島 E1 Alsaceについてはこちら

» ご来場予約はこちら

北洲ハウジングの家(ハウジングパーク郡山南)

» ハウジングパーク郡山南についてはこちら

» ご来場予約はこちら

最後に、福島県における北洲ハウジングの建築実例をご紹介します。

ゆらめく炎とうつわを楽しむ、薪ストーブのある住まい

薪ストーブの煙がゆらめく煙突が印象的な大屋根のお宅です。

「家族が一緒に過ごす時間を大切に」ご夫妻の想いが詰まった大屋根の家

ツートンカラーの外観と大屋根デザインが特徴的な建物です。瓦一体型ソーラーパネルを採用しています。

子どもをのびのび育てたい!希望が詰まった家

オークの腰壁と珪藻土の塗り壁を使用したリビングで、落ち着きのある空間に仕上がっています。

TwitterFacebookHatenaLine